急激な腹痛からの衝撃事態:大腸内視鏡検査の苦しみ

潰瘍性大腸炎診断に至るまで。

 

まだリハビリの専門学校(中途退学)に通っていたある日の事。急激な腹痛に襲われトイレに駆け込む。自分の便をたまたま確認したところ、粘血便が大量に便器内に!!

 

何かの病気?もしかして癌?当時は父親が癌で亡くしたばかりでありましたし、何か嫌な予感しかありませんでした。

 

すぐに近医に電話したところ、緊急で検査となりました。検査といえば何を思い浮かべるでしょうか?医療系の職場で働いてないかぎり、レントゲンや採血などごく一般的なものだと思いますよね?私が緊急でした検査は、これから長い付き合いになるとは思いもしなかった「大腸内視鏡検査」です。

 

大腸内視鏡検査のなにが苦しいか?実際したことある方なら御理解いただけるかと思いますが、それは大腸の中に何か所か狭いところがあり、そこを通過させる際に空気を注入させるのですがこれがまたなんとも言えない痛みとお腹の圧迫感を伴います。出産よりも苦しいと言われる方も多いですが、私が例えるなら「人間ポンプ」漫画などでよくカエルがお腹がパンパンになり最後は破裂・・・。そんなイメージです。痛みより恥ずかしさの方が勝ってなかなか検査に踏み込めない方が多いと聞きます。

 

しかし、検査してください。普通に思うんです。なぜ胃カメラが定期の健康診断(40歳以上)に組み込まれていて大腸カメラはないのか。職場で胃カメラがきつすぎて泣いてる方をよく見かけますがそんなの甘すぎます!!正直その何百倍もきつい。きついのになぜ勧めるか?それはあなたの為です。いやあなたの周りの大切な人の為に検査してください。しかしどこで検査していいかわかりませんよね?私は潰瘍性大腸炎に特化している福岡大学筑紫病院で定期的に検査してもらってます。ここの病院では痛みがこれまでの半分となりました。病院を選ぶ際は十分に吟味して欲しいと思います。